おぎはら鍼灸院

70代の坐骨神経痛の患者様

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70代の坐骨神経痛の患者様

70代の坐骨神経痛の患者様

2023/11/24

こんにちは。

本日はご訪問ありがとうございます。

 

今回は坐骨神経痛の治療について同じお悩みを持つ方のお役に立てばと思いシェアさせて頂きます。

この方は70歳代の女性で、ご来院の3か月前に行った旅行の後から腰に痛みを感じ始め、その1か月後からお尻からももの裏側、膝の下まで痛みが広がってきたとのことでした。

 

当初は座っていると痛みがひどく、立って壁にもたれて過ごすこともあったとのことで、痛みの強さがうかがえます。

 

座った状態からの立ち上がり、横になって寝た状態から起き上がるのが本当につらっかったとのお話しでした。

 

最初の治療時にはすでに痛みをかばう姿勢が出いて、前かがみになり全体的に体が左に傾いてしまっていました。

 

治療としてはまず、硬くなってしまった筋肉を緩めることから始めます。腰やお尻の筋肉だけでなく、縮んでしまった体幹の筋肉や胸の前の筋肉も緩めます。

 

2回目の治療の際は起床時の痛みは改善したが、日が経つにつれてまた痛みが少しづつ戻ってきたとのこと。症状の強い方は、このような経過をたどることが多いのですが、治療を重ねるごとに戻りの度合いは小さくなっていきます。

 

3回目の時は椅子からの立ち上がりの痛みが残ったが、痛み止めの服用が減ってきたとお話しいただきました。

 

4回目以降は、起床時から日中の痛みはだいぶ良くなったが、夕方から夜にかけて痛みが気になるとのことでした。この状態は当初の強い痛みはある程度抑えられ、東洋医学的には「腎虚」という腰から足にかけての気の流れが悪くなることで起こる症状と考えられます。ここからは東洋医学の本領です。今までの痛みを取る治療に「腎虚」の治療を加えました。

 

その結果、7回目(1ヶ月)の治療時には痛み止めのは飲まなくても大丈夫になり11回目(2か月)には夕方からの痛みも消失。以降、家事などで疲れると少し違和感を感じるが痛みは止まっているとのお話でした。

 

今回は当初の痛みが強かったために、まず痛みの治療を優先し、その後に残った症状から東洋医学的な診断のもと経絡の調整を加えることで症状の改善につながりました。

 

坐骨神経痛という病名(症状名)がつかなくても、腰からお尻当たり、またはももの後ろ側や外側にかけての痛み、シビレ。それが膝下や足の裏にまで続くこともあります。

 

この様な症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談いただければと思います。

 

今回の治療は料金一覧の中の、経絡筋膜リリース鍼灸法と鍼灸総合1にて対応いたしました。

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