本日もご訪問ありがとうございます。

以前にも、upしたことがあるかもしれないのですが、
ここのところいらした患者様と話していて気になったことがありましたのでまた書いてみます。

当院にも、ぎっくり腰やね違い等、急な痛みで来院される方は多くいらっしゃいます。

痛めてすぐにご連絡をしていただく方もいれば、数日から一週間ほどして来院される方もいます。

問診時に受傷後にどのような処置をしたかとお聞きすると、「熱いお風呂に入った」「マッサージ機にかかった」「良く揉んだ」という、患部を刺激もしくは血行を良くするようなことをしている方が意外と多いののです。

このような対処法は、一時的には血流がよくなることで痛みがまぎれるのですが、結果的には炎症を強くし、痛みを増幅させることになりかねません。

急性症状には、基本的には安静と冷却の処置をしてください。
冷やす方法は、湿布でもいいですし、氷水に直接浸けるか、氷嚢を作って患部にあてるかなどがいいと思います。ただし、凍傷にならないように、１０分くらいごとに様子を見てください。

その上で、動けるようなら医療機関等へ受診してください。

急性の症状は、直後の処置と治療が適切かどうかによって、大きくその後の改善度合いが変わります。
ご自身に、身近なかたに何かあった時は、このことを思い出していただければ幸いです。