本日もご訪問ありがとうございます。

顎関節症のかたが来院されたときによく聞かれることが、「どうして顎関節症がおこるのですか？」という質問です。

ご本人としては、何か固いものを食べたとか、歯の治療をしたとかがあったわけでもなく、徐々にもしくは突然に発症するのでそのように感じるのは不思議ではありません。

実際のところ、発症要因はストレスとされることが多いようです。そのほかに、歯のくいしばりの癖などがあげられますが、これもストレスが起因しておこりやすいことを考えると、原因としては同列のもかと思います。

他にも、偏った咀嚼や、姿勢による問題、かみ合わせがもともと悪いなどの要因が重なり発症するようです。

歯科医院でも、顎関節症は取り扱うところと、対処しないところがあるようで、お薬だけ出され困ってしまって来院されるということがしばしば見られます。

当院のアプローチとしては、体全体を見て何が顎関節の異常を起こしているかを推測しながら治療を進めていきます。肩、腰、足首など、どこに治療のヒントが隠れているかわからないからです。

さまざまな治療法はあると思いますが、ご縁があってこのブログをご覧になった方があればご相談いただければと思います。