おぎはら鍼灸院
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眼瞼痙攣

眼瞼痙攣

2014/08/17

本日もご訪問ありがとうございます。

まぶたがピクピクするという話しから始まり、今日は眼瞼痙攣についての話しです。

眼瞼痙攣というと、まぶた(目)がピクピクする症状のような印象もありますが、実際には羞明感(異常にまぶしい)や、眼を開けてられな、閉じたくなる、目が乾く、外に出るとまぶしいといったものが初期症状として頻度が高く、ひどくなってくるとまぶたが勝手に下がってきてしまい、しまいには指で開かないと閉じてしまう状態になります。目の周りがピクピク動くという症状は8%ほどの方が感じる症状に過ぎません。

この様な症状から、しばしばドライアイと診断されたり、眼精疲労、自律神経失調症、更年期障害、神経症などと診断され治療を受けているかtも多くいるといわれています。

原因は、はっきりしていませんが、極度のストレスや、目の使いすぎ、眼瞼炎、結膜炎などのまぶたや角膜の病気が刺激を与えたことによる発症、抗うつ薬など別の病気のために飲んだ薬が引き金となったというケースが報告されています。また「大脳基底核の異常」が原因ではないかとも言われ、本態性眼瞼痙攣は「局所性ジストニア」と呼ばれる病気の一つであり、大脳基底核を中心とする運動抑制システムの機能障害によって引き起こされるという説もあるようです。

当院での受診例はまだありませんが、臨床報告を読んでいると、初期のうちを中心に改善例もあるようです。
ただ、病状が進んだものでは、長期の治療、進行を遅らせる効果が主だったものになるようです。

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