症状ごとの施術法
おぎはら鍼灸院での腰痛診断
おぎはら鍼灸院での腰痛診断
筋膜のつながり、東洋医学的な診断
医学的な検査でははっきりした原因は見つからなくても、私たち鍼灸師は臨床の現場での緻密な観察と、長年の経験をもとに原因を見立て、治療を行っていきます。
痛みから離れたところに原因があるケースもしばしばみられますので、私たちは体全体を見ながら診察を行っていきます。
当院ではまず体のつながりにより、痛みのメカニズムを解明するためにシンプルな体の動きを行っていただきます。腰の痛みであっても首の動きから確認していき、体幹の動き、腰の動き、股関節の動き、肩関節の動きなどの動きの左右差や筋肉のツレ感、凝り感、痛みを認識していきます。
様々な体の動きの左右差などを総合して、筋膜のつながりから腰の痛みが腰以外のどこと関連して起こっているのか、腰の中でも特にどこの筋肉や腰椎、間接に由来して痛みが出ているかを見つけ出していきます。
また、東洋医学的には問診や脈の状態、腹診、舌診などによって判別し、体が冷えているのかもしくは熱がこもっているのか、水分代謝が悪くなっていないか、気血のめぐりが悪いのはどの経絡で、どの内臓の機能が落ちているかを調べていきます