おぎはら鍼灸院
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緑内障について

緑内障について

2014/04/14

本日もご訪問ありがとうございます。

現在、当院に緑内障のかたが治療にみえています。
治療をすることで目の症状が楽になるということで定期的に受診して頂いています。

ということで、今日は緑内障について調べてみました。

まず緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。進行すれば、失明する可能性もあります。

視神経の障害の原因は、主に眼圧の上昇によるものとされてきましたが、近年は正常眼圧での緑内障が多いことが分かっていて、眼圧の上昇以外にも、視神経部の血流異常、遺伝子的な脆弱性などいくつかの説が提唱されているようです。

眼圧が上昇する原因は、房水がつくられる量と排出される量がアンバランスになるからです。そのバランスが崩れる原因の違いによって、眼圧が上昇する緑内障はさらに閉塞性隅角緑内障開放性隅角緑内障に分けられます。

開放性隅角緑内障は緑内障に一番多いタイプで、約90%を占め、中でも正常眼圧緑内障は日本では全緑内障の72%を占める最も多い病型になります。

2000年から行われた疫学調査では、40歳以上の5・78%に緑内障が認められることが報告されています。

有病率は年齢とともに上昇し40歳代では2 %、70歳代になると10 %を越える (2004年)。日本国内で治療中の患者は約30万人 (厚生省患者調査2002年)という報告があります。

視野の障害はなかなか気付くことが出来ない場合が多いようです。それ以外の症状としては、
目の疲れ、かすみ、電灯を見るとその周囲に虹がかかって見える。急性発症の場合は突然の眼痛、充血、ひどい頭痛、吐き気、おう吐などを伴うこともあります。

慢性緑内障で視野異常が進行していない場合は、まず薬物による治療(主に点眼薬)からとなります。大きく分けて5種類の緑内障治療薬があり、緑内障のタイプ、眼圧の高さ、視野異常の進行度などに合わせて処方されるようです。

薬物では眼圧が十分に低下しない場合、視野狭窄の進行が止まらない場合はレーザー治療や手術治療が行われます。

緑内障によって障害された視神経は現在では治療を行っても元にもどらず、すでに失われてしまった視野も回復しないとされているので、早期に発見し進行を防ぐ治療を行うことが大切です。

ただ、眼圧を30 %低下させることにより正常眼圧緑内障において80 %の患者において視野障害の進行が停止したという報告もあるそうです。

鍼灸治療により、眼圧が低下するといった効果は以前より報告されています。

そのような効果を考えると当院で、緑内障に対して行える治療は、肩首回りのコリを改善し、頭部、顔面部への循環を良くすることや、眼圧の低下という効果を期待し、視野狭窄の進行を抑制するということを目的とした治療となります。

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おぎはら鍼灸院
埼玉県熊谷市末広2-122 西田リハデイサービスビル1F
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