おぎはら鍼灸院
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お腹が張る、げっぷ、おならが多くてお悩みの方(呑気症)

お腹が張る、げっぷ、おならが多くてお悩みの方(呑気症)

2015/01/29

本日もご訪問ありがとうございます。

今日は少々お下品なタイトルですが・・・
このような悩みをお持ちの方は少なくないようです。

病院に行っても特に病気はなく、レントゲンを撮ると
「空気がたまっていますね」と説明される。
先日も患者さんからご相談がありました。

このような症状を「呑気症(どんきしょう)」といい、
日本では8人に一人はこの症状の傾向があるとか。

別名を空気嚥下症ともいわれ、精神的な要因によって、唾液とともに空気を飲み込む量が増え、げっぷや腹部膨満感(ぼうまんかん)が現れるようになった状態です。

さらに空気嚥下症に加えて、噛(か)みしめ動作による緊張が首や肩にも波及し、肩コリ、側頭部痛、頭痛、あごや目の痛みをもたらすことがあり、これを「噛みしめ呑気症候群」と呼びます。

正常な人でも食事の際に食べ物といっしょに多少の空気を飲み込みますが、空気嚥下症の場合には食べ物の摂取とは無関係に無意識に大量の空気を嚥下してしまいます。

上腹部の不快感を紛らわすために空気の嚥下を繰り返すことが多く、食道や胃に飲み込んだ空気を頻回にげっぷとして吐き出すようになりますがげっぷをしても、必ずしも腹部の膨満が軽減するわけではありません。

原因が明らかになっていないため、特有の治療法はありません。病状の理解、空気を嚥下する習慣や食生活の改善、不安や緊張の緩和などが重要です。

食事はゆっくりとよく噛んで食べるようにしてください。
また、アルコール、炭酸飲料、甘いもの、脂の多いもの、香辛料などは避けたほうがよいようです。

薬物療法としては、比較的症状の軽い場合には消泡薬、消化酵素薬、消化管機能改善薬などを、重い症状の場合には抗うつ薬や抗不安薬(こうふあんやく)などの向精神薬(こうせいしんやく)の服用が必要になってきます。

噛みしめ呑気症候群では、マウスピースの利用で症状が改善を図るようです。

同様の症状が食道や胃腸の病気でも起こることがあるので、まず消化器専門医の診察を受て頂くのがよいでしょう。

病気がなければ、鍼灸のでの対応も可能かと思います。脾胃(消化器系)を整える。肝経(自律神経系)を整えるといったところが中心になるかと思います。

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おぎはら鍼灸院
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